おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?

~パンの枚数よりも映画の話をしようじゃないか~

10分間息を吸いつづけて、10分間はきつづけろッ

ON THE ROAD

【あらすじ】

父親の死を引きずり鬱屈(うっくつ)とした日々を過ごす青年作家サル・パラダイス(サム・ライリー)。ある日、彼は内省的な自分とは正反対である奔放な男ディーン(ギャレット・ヘドランド)とその幼妻メリールウ(クリステン・スチュワート)と知り合う。社会規範にとらわれずにセックスやドラッグをむさぼるディーンの生き方、メリールウの美貌に惹(ひ)き付けられたサルは、彼らと一緒にニューヨークを飛び出して各地を放浪することに。かつてないほどの充足感と自由を得る彼だったが、そんな日々にも終わりが近づこうとしていた。
ビートニク、カウンターカルチャーのカリスマ:ジャックケルアックの伝説的自伝「路上」。
既読していた書籍だったからあまり期待はしていなかったものの、素晴らしかった。かなり好き嫌いは別れると思うが。
40年代後半から50年代の成長期に父親を亡くし故郷さえも見失いそんな中で自分を見つけようとするサル。疲れてるときにこそ観て欲しい。明日への切符だ。
 
ストーリー:85点
映像:90点
音楽:90点
後味:青春
 
総評:欲しい、このDVD。