おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?

~パンの枚数よりも映画の話をしようじゃないか~

10分間息を吸いつづけて、10分間はきつづけろッ

生きてるものはいないのか

「狂い咲きサンダーロード」「爆裂都市 Burst City」の石井聰亙監督が石井岳龍に名を改め、「五条霊戦記 GOJOE」以来およそ10年ぶりに手がけた長編監督作で、第52回岸田國士戯曲賞を受賞した前田司郎の同名戯曲を映画化。病院に併設された大学キャンパスを舞台に、いつもと変わらない日常を送っていた三角関係に悩む学生と喫茶店員、再会を果たした兄妹、アイドル大学生ら18人の登場人物が、ある女子大生が倒れたことをきっかけに次々と原因不明の“最期”に伝染していく様子を描く不条理劇。主演は「ヒミズ」でベネチア国際映画祭新人賞を受賞した染谷将太

 
 
 
【あらすじ】
怪しげな都市伝説がささやかれている、病院と併設されている大学キャンパス。挙動不審な男、病室から脱出する娘、都市伝説のことを話す学生、三角関係に陥っている喫茶店員と2人の学生、未曾有の事故と対峙(たいじ)した男たち、医療事務員に秘めた思いを寄せる耳鼻科医、アイドルとして活躍する大学生など、ワケありでクセのある面々が不可解な死を遂げていく。そして、それらを機に次第に日常が非日常へと転じ、世界は滅亡へと動き出していく。
 
 
2012年邦画でダントツに面白かった。ブラックコメディに近い印象だけどテーマは重く深い。設定がこんなことには普通ならないだろうって話なのに成立しているのは完全に役者の力。若手の知らない人も多かったが突き抜けてた。
 
ストーリー:90点
映像:85点
音楽:覚えてない
後味:彼女とは見ないかな・・彼女いないけど。
 
総評:90点