カシム・ザ・ドリーム ~チャンピオンになった少年兵~
【受賞】
2009年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画際DOC U受賞
【あらすじ】
IBFジュニア・ミドル級チャンピオンの若手ボクサー、カシム・ オウマ。彼が生まれたのはアフリカのウガンダの地方の村だった。 6歳のとき、学校で反政府軍に誘拐されたカシムは、 強制的に兵士にされる。 子どものころから殺人や拷問を教えられてきた彼だが、 ボクシング選手になったのをきっかけに、アメリカに亡命。 カシムはアメリカで成功するが、望郷の想いを日々強くしていた。 そして、彼はアフリカへ帰る決意をする。
洋画のドキュメンタリー作品でBEST3には入るお気に入り。
同じ時代に生まれてこんなにも生活に差があるのかと思うほどに凄惨な少年時代。
8歳の頃、こいつを殺さないとお前を殺すと上官に言われ親友を殺害。
俺が日能研に行ってた時にカシムは親友を殺してる。意味が分からない。
彼は映画の中でよくマリファナを吸っている。トレーナーが注意をすると彼は「俺は8歳からずっと吸っている。でないと人を殺せなかった。」
とんでもない世界に生れ落ちたカシム。
受験で人生の90%の力を使い切った俺と違ってカシムはアメリカに亡命してからも戦う。
今抱えている悩みがあるならこの映画を見たらいい。それはきっと悩みにすらならない。
ストーリー:95点
音楽:覚えてない
映像:85点
後味:しまった!ここはぬるま湯だ!
総評:90点