トランスアメリカ
【受賞暦】
ゴールデン・グローブ 主演女優賞 受賞
【あらすじ】
男性であることに違和感を持つブリー(フェリシティ・ハフマン)は、肉体的にも女性になるため最後の手術を控えていた。そんな“彼女”の前に、突然トビー(ケヴィン・ゼガーズ)という少年が出現。彼はブリーが男だったころに出来た息子であることが判明するが、女性になりたい“彼女”は彼を養父の元へ送り返そうとする……。
まずフェリシティ・ハフマンの演技が完璧過ぎる。男にしか見えない。
各映画レースの女優賞を獲得したのも頷ける。
そして性同一性障害というシリアスなテーマをしっかりと描ききった作品。
序盤は性同一性障害を隠しながら進み、その緊張感からちょっとしたことが面白く感じられ、最終的に息子に告白できるのか、秘密にしたままでいるのか。っていうところまで引っ張る。少々重たい題材なものの感慨が深く残る作品。
ストーリー:95点
音楽:90点
映像:90点
後味:俺女が好きでよかった
総評:俺は女が好き