おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?

~パンの枚数よりも映画の話をしようじゃないか~

10分間息を吸いつづけて、10分間はきつづけろッ

ムード・インディゴ うたかたの日々

【あらすじ】
仕事をしなくても生活できる財産があり気ままに生きていたコランロマン・デュリス)は、純粋なクロエ(オドレイ・トトゥと付き合うことに。その後、友人たちに見守られながら結婚した二人は幸福に満ちあふれた生活を送っていたが、ある日クロエが肺にスイレンが咲くという奇病に侵されてしまう。ばく大な治療費を稼ぐために仕事をし始めたコランの人生は徐々に狂い出し、クロエも日増しに弱っていき……。
エターナルサンシャシンのミシェルゴンドリー監督作品。
彼らしい幻想的な遊び心に溢れた作品。恐らく評価は真っ二つになるであろう作品だが、
自分としては好き。
現実ではない世界で現実では起こりえない奇病にかかり、現実のように戦い、愛す。
切なくも美しいお話。
 
ストーリー:90点
音楽:90点
映像:95点
後味:こうやって終わるんや。
 
総評:92点

アウトロー

【あらすじ】
アイスランドレイキャビク。学生のステビ(ソルヴァルドゥル・ダーヴィッド・クリスチャンソン)は、ひょんなことから運転手としてギャングのメンバーとなる。麻薬ビジネスを取り仕切るファラオ(スロストゥル・レオ・グンナルソン)、彼の相棒でもあったものの現在は対立関係にあるトティ(ヨハンネス・ハウクル・ヨハネッソン)、ドラッグ市場の独占を虎視眈々(たんたん)と狙うブルーノ(デイモン・ヤンガー)がそれぞれの思惑を胸にレイキャビクで暗躍し……。
実話を基にした平和を好むアイスランドでの事件。
アイスランドを良く知らないが、恐らく隣国から離れている島国の為、独自の文化があるのだろう。
とは言えそんな中に若者とドラッグと金とセックスがあれば、独占しようとする奴が現れるのは当然だし、出るくいが打たれるのも容易に想像がつく。
キャラクターにも味があり、暴力も映画的で観やすい。監督はドライブを撮ったニコラス・ヴィンティング・レフン。
 
ストーリー:90点
映像:90点
音楽:90点
後味:バランスよい
 
総評:アイスランディ

タイトロープ ~アウトサイダーという生き方~

【あらすじ】

 2008年、かつて自分もプロレスラーだった前田日明は、アマチュアによる総合格闘技THE OUTSIDER」を発足させる。社会からはみ出した不良青年たちの更生を目指し、参加資格は年齢が16歳から35歳までと規定する。ところがふたを開けてみると、現役弁護士や公務員など、年齢や社会的立場の異なる者たちが同じリングに立つことになり……。
漫画に出てくるレベルの札付きが格闘技とであってよかったって話。
正直期待してなかったが感動した。
悪ぶってる奴もいれば、本当に格闘技とであってなければ人を殴り殺してるような奴もいる。そいつらがリングの上でばっちばちやりあっているのは何故か美しい。
それは努力しているからだ。悪ぶっても頑張っているのがわかるからだ。
1度観てみてほしい。
 
ストーリー:90点
映像:墨と殴り合い
音楽:竹原ピストルが素晴らしい
後味:格闘技やりたくなるがやらないんだなってわかってしまう自分
 
総評:俺は格闘技をしない

グランド・イリュージョン

【あらすじ】

マジシャンとして一流の腕を持つアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が捜査を始めるものの……。
イリュージョンが過ぎる。
 
ストーリー:兎にも角にもイリュージョン
映像:イリュージョンの連続
音楽:ばばばばーん
後味:特に。
 
総評:ひきたてんこー

キャプテン・フィリップス

【あらすじ】

2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……。
実在の事件を元に構成された映画。
一時期ニュースでも良く取り上げられていたソマリアの海賊の話。
相当タチ悪い。なんというか馬鹿なんだろうな。おもろいわ。
そんなおもろい奴にキャプテンがボケられ突っ込まれてんやわんやの映画。
ごめん、もっとシリアス。
 
ストーリー:重たい
映像:トムハンクスの演技すごい
音楽:銃声やったかな
後味:誰か海賊王になれ
 
総評:海賊は実在する

メトロマニラ 世界で最も危険な街

【受賞暦】

サンダンス国際映画祭 ワールドシネマ部門 ドラマ観客賞受賞
 
【あらすじ】
フィリピンのパナウエで暮らす貧しい農民のオスカーは、生活に困窮し妻のマイや2人の幼い子供を連れて仕事を得るために大都会マニラへ向かう。ところが、あっという間に騙されて全財産を失ってしまった彼らは、スラムに身を寄せることに。オスカーは警備員の職を得、マイもバーで働き始める。そんな中、オスカーの同僚オングが大金をせしめるという怪しげな計画を持ち出し…。
オスカーがねぇ良い奴なんだよ。真面目だしねぇ、家族思いだしねぇ。嫁さんも甲斐甲斐しいんだよ。でもお金がないんだよねぇ、大変だねぇ。でもこいつらセックスするから子どもできちゃうんだよぉ。やることやってんだよねぇやっぱり。
 
ストーリー:85点
映像:90点
音楽:85点
後味:マニラ怖い
 
総評:映像きれいかった

ザ・ドア 交差する世界

【あらすじ】

自らの不倫中に娘を事故で亡くし、妻にも愛想を尽かされ全て失った画家のダビッド。自暴自棄となった彼はある日自殺を試みるが、そこで不思議な扉を発見する。その扉は、娘を失ったあの日に繋がっていた。信じられない思いながらも、ダビッドは扉のあちら側にいる娘を救出することに成功する。ところが、安堵もつかの間ダビッドは不審人物と見なされ襲われてしまい、勢い余ったダビッドは相手を殺してしまう…のだが、なんと相手は“もう1人の自分”だった。果たして、ダビッドが辿る運命とは。
ダビッドが全部悪いんだから、知ったこっちゃねぇよ。
 
ストーリー:ダビッドの不倫から色々頑張るしょうもない姿の連続
音楽:ダビッドがなんか話す
映像:ダビッドが動いたり跳ねたりラジバンダリ
後味:実はそんなに悪くない映画
 
総評:卑下しすぎてごめんダビッド。