おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?

~パンの枚数よりも映画の話をしようじゃないか~

10分間息を吸いつづけて、10分間はきつづけろッ

そして友よ、静かに死ね

【あらすじ】

仲間との連帯感と忠義を重んじ、裏社会で生きていることに誇りを抱いているエドモン(ジェラール・ランヴァン)。親友のセルジュ(チェッキー・カリョ)と共に強盗事件を起こし続けていくうちに、「リオンの奴ら」と呼ばれる伝説的ギャングとなって恐れられるようになった。しかし、悪名をとどろかせていた彼も還暦を迎えて、かつてのギャングとしての生活を忘れようとしていた。だが、13年ぶりにセルジュと思いも寄らぬ再会を果たしたことをきっかけに、再び危険な世界へと足を踏み入れる。

1970年代のフランスに実際に存在していたギャング「リオンの奴ら」の半生を虚実織り交ぜて作った作品。監督は「あるいは裏切りの犬」の監督でありノワール界の至宝オリヴィエ・マルシャル。
なんしかジェラール・ランヴァンが渋すぎて渋すぎてやばい。めちゃくちゃ格好良い。嫁さんと出会った時の口説き方とか格好つけすぎてて笑ってまった。
フランスでも日本でも「義」を重んじるのは変わらない。
 
ストーリー:80点
映像:80点
音楽:80点
後味:激シブッ!
 
総評:80点