公共の敵

【あらすじ】

チョルジュン（ソル・ギョング）は、問題ばかり起こすアウトロー刑事。その雨の夜も、張り込み中に黒いレインコートの男と喧嘩し、ナイフで目許を切り裂かれてしまう。一週間後、同じ地区で刃物で滅多刺しにされた老夫婦の腐乱死体が発見された。チョルジュンは、被害者夫婦の息子であるギュファン(イ・ソンジェ)こそがあのレインコートの男であり、親殺しの犯人だと直感。ひとり、捜査を開始する。

シルミドの監督カン・ウソクが撮影。

フランス、ノワール映画にありがちな警察なのに問題児という設定であるものの、問題児っぷりは韓国の勝ちといわざるを得まい。

横山秀夫あたりの警察小説が好きな人は、骨太でハードボイルドな警察の矜持を感じるだろう。

 

ストーリー：85点

音楽：80点

映像：80点

後味：警察なんやからもうちょい落ち着こや。

 

総評：暴れん坊