16歳の合衆国
【あらすじ】
16歳の少年リーランド(ライアン・ゴズリング)は恋人ベッキー(ジェナ・マローン)の知的障害を持つ弟を刺し殺し、逮捕されて少年院へ。動機を語ろうとしないリーランドだったが、施設の教官パール(ドン・チードル)に心を開き始める。
生き方には2通りある。全てのものを受け止めるか、目をそらすか。
人々は全ての事象に対して善意を持って接するのは不可能だ。もちろん努力はするだろうが、長い人生において正しい選択をし続けれる人間なんていない。
そんな葛藤を抱える少年の物語。とても哀しい物語。
誰しもが誰かの為に行動をしたはずなのに、結果が伴うとは限らない。
ストーリー:90点
映像:85点
音楽:85点
後味:青春映画だったのかもしれない
総評:86点