ノーマンズ・ランド
【受賞暦】
- 2002年
- アカデミー外国語映画賞
- ゴールデングローブ賞 外国語映画賞
- 2001年
- カンヌ国際映画祭 脚本賞
- セザール賞 最優秀新人監督賞
- ロサンゼルス映画批評家協会賞 外国語映画賞
- ラスベガス映画批評家協会賞 外国語映画賞
- サン・セバスティアン国際映画祭 観客賞
- ロッテルダム国際映画祭 観客賞
- サンパウロ国際映画祭 観客賞
- アメリカン・フィルム・インステュート映画祭 審査員特別賞・観客賞
- サラエヴォ映画祭 最優秀新人監督賞・観客賞
- ヨーロピアン・フィルム・アウォーズ 脚本賞
- ゴールデン・サテライト・アウォーズ 外国語映画賞
- クロアチア・モトヴァン映画祭 国際批評家連盟賞
- マケドニア・ピトラ映画祭 ブロンズ・カメラ賞
- ハイ・フォールズ映画祭 観客賞
- ベイルート映画祭 観客賞
- フォート・ロードデイル国際映画祭 観客賞
- コットバス映画祭 観客賞
- ブラジル・フィルム・アカデミー 外国語映画賞
- レインダンス映画祭 審査員賞
【あらすじ】
1993年6月。ボスニア紛争の最前線。霧で道に迷ったボスニア軍の兵士たちは、いつの間にか敵陣に入り込み、気づいたときにはセルビア軍の攻撃が始まっていた。唯一の生存者チキは、なんとか塹壕にたどり着き身を隠す。そこは、ボスニアとセルビアの中間地帯“ノー・マンズ・ランド”。偵察に来たセルビア新兵ニノと老兵士はボスニア兵の死体の下に地雷を仕掛けて引き上げようとする。その瞬間、隠れていたチキが二人を撃ち、老兵士は死に、ニノは怪我を負う。チキとニノの睨み合いが続く中、死んだと思われていたボスニア兵が意識を取り戻し……
戦争の愚かさを本当に感じれる。
どっちが仕掛けてきたのか、どちらが勝者になるのかそんなことはどうでもいい。
お互い共通の知人がいるような距離感での戦争。誰が一体喜ぶのだ。
兵士も何故自分が戦っているのかなんてわかっていない。
この映画は分かりきっていることを再度認識させてくれる教科書だ。
ストーリー:90点
音楽:90点
映像:90点
後味:人間ってのはよぉ
総評:90点