戦火の馬
【あらすじ】
農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ。
美談、感動系のフォーマットにカチッとはめた映画。
馬は主従関係の絆を表現させるには素晴らしいなと思う。人と動物との言葉のない信頼関係っていうのは人と人との繋がりを時に容赦なく越えてくる。
正直脚本はありがちと言われても仕方ない部類だが、映画として仕上げてしまうスピルバーグの勝ちといったところか。
ストーリー:85点
映像:90点
音楽:85点
後味:馬かわいい
総評:馬馬馬