桐島、部活やめるってよ
【受賞】
第67回毎日映画コンクール:日本映画優秀賞、監督賞(吉田大八)、スポニチグランプリ新人賞(東出昌大)
第86回キネマ旬報ベストテン:新人女優賞(橋本愛)
【あらすじ】
とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。
「エレファント」、「明日、君がいない」と同じタッチの青春群像劇。ある高校の数日間を切り取った作品であるが、誰が死ぬわけでもなく、失恋から事件が起きるわけでもなく・・。
リアルな高校生の心情、行動、言葉を表している。上記2作品を観ていれば、ただのグッドムービーになるかもしれないが日本の映画でこういう手法はあまり見ないので日本アカデミーを獲ったこの作品は一見の価値があるかもしれない。
ストーリー:90点
映像:85点
音楽:80点
後味:俺男子校だからよくわかんねぇて
総評:85点